TRAVEL REPORT OF THE DAYS OF AFTER WORLDS 2004 - GRAND CANYON

■DAY8 (Aug 26)

MASWIK LODGE

午前3時起床!今日こそパーフェクトな朝日を観るのだ!と思って外に出るとまだ完璧夜である。空を見上げるとプラネタリウムも真っ青な星空が!天の川すら見ることが出来る。天の川見たの何年ぶりだろう?写真に収めようと思ったけどやっぱり無理でした。
BRIGHT ANGEL LODGE

深夜のブライトエンジェル・ロッジ。そのすぐ脇で狐のような姿を見かけたのだが、写真に収めることはかなわなかった。

BRIGHT ANGEL TRAIL
ブライトエンジェルト・レイル入り口付近。空がかすかに明るくなり始めた。そーそー、この段階から見たかったんだよ!
BRIGHT ANGEL POINT

4時ごろ朝日最高ポイントというブライトエンジェルポイント到着。グランドキャニオンビレッジ方面の町の明かりを撮影。空が段々白んでくる。岩の上に座り込んで、強風に煽られつつ、空の色が変わって行くのを眺める。風の音以外は何も聴こえない。段々と登ってくる朝日にいつの間にか一等星も姿を消して、空は青から水色、黄色からオレンジ、赤へとゆっくり色を変えていくのだった。

ついにお日様登場!陽が顔を出した途端、太陽の光の暖かさを顔に感じる。地球と太陽にグッジョブ!といってあげたい。夕日より断然良かったなぁー。と、思っているところにポツポツ写真を撮りに来た人が現れる。駄目だよ君たち。空が青い4時から来なきゃ(笑)。


ロッジ方面に戻りつつ、朝日を受ける樹、植物、岩などを撮りまくる。早朝の景色は綺麗だ。


徐々に谷に光が差し込み、沢山の突起部に光があたり始める。こうしてみると遺跡か何かのようにみえるが、建物の瓦礫のように見えるそれらの実際のサイズはとてつもなくデカイ。乾燥して澄んだ空気と強い日差しのせいで、はるか彼方の物までかなり鮮明に見えることや、あまりにも日常のスケール間とかけ離れすぎて居るために、遠近感やスケール感が伝わって来ないのだ。もう一度来る機会があれば、ノース・リムからサウス・リムまで自分の足で歩いて、スケールを実感してみたい。

BRIGHT ANGEL LODGE
最後にブライトエンジェルリムを後ちょっとだけと思って降りていくと、リスに遭遇した。
RESTAURANT

マスウィック・ロッジで朝食。

MASWIK LODGE

自分のロッジに戻り、部屋の窓から外を観ると鹿が草を食べていた。 降りていって写真を撮って部屋の前の廊下に戻り、もう一度ロッジ周辺を撮影していると、耳元で鋭い羽音が!虫かと思って見ると、信じ難いことにハチドリだった!写真を撮ろうとカメラを向けたがすばやく飛び去ってしまった。

GRAND CANYON AIR PORT

空港行きのバスに搭乗。グランドキャニオン空港からラスベガスへ。

ツアーは無事終了したのだが、ここで荷物がない!あわてて探したらなんか知らないけど空港前のベンチの辺りに打ち捨てられていた。ヒドイ…。

FOUR QUEENS HOTEL

再びフォークィーンズにチェックイン。街が一望できるお部屋ですよ!といわれて部屋に入って、窓からの眺めを撮影…が、なんかおかしいな?と思ってよく見ると灰皿がある。禁煙をリクエストするのを忘れていたのだ。フロントに電話して禁煙に換えるようお願いして、部屋を移動。今度はフリーモントエクスペリエンスの裏側が見えるという微妙なお部屋でした(^^;。

まだ時間が早かったが少し街中を見て廻って、ウワサのバフェイにゴー。

バフェイとはすなわちビュッフェ、バイキング形式のお食事。かつてはホテルのカジノで遊ぶ客がホテルから出ずに手早く食事を済ませ、カジノに戻れるようにと始まり、安価でおいしいバフェイがあることが、カジノへの集客に繋がることから、激しい価格と質の競争が繰り広げられ発展したそうだ。現在ではバフェイ目当ての家族客が押し寄せる結果となり、バカ安と言うことはなくなったが、ラスベガスのお楽しみのひとつであることには変わりない。

という、旅行ガイド的な解説はともかくとして、味の方は特にめちゃウマだったりとかはしなかった…。品揃えと量は凄いが、間違っても日本のそれのように「全品を少しずつ食べて楽しむ」などということは出来ない。切り分け方がめちゃデカイので。肉系は3つぐらい食べるともう厳しいとかそういう状況。まぁ、雰囲気は楽しめたかなと。

ARROUND of
DOWN TOWN

ダウンタウンおよびその周辺の写真を撮って廻る。良い雰囲気!


スタバで休憩。スターバックスは日本でもシアトルでもラスベガスでも、どこに行っても基本的に同じ内装、同じスタイルだ。マックなんかは割りと違うけど。

FOUR QUEENS HOTEL

食事も済ませたし、宿に戻って電話。電話掛けるのも一苦労だ。お金を入れる前にダイヤルするという発想がないので、プリペイドカードを買っても使い方が分からない。磁気読み取り装置がついた電話機があったので、それに挿してみても、カードの向きを確認しろとか何とか言われて一向に掛ける事が出来ない。結局、フロントの人に質問してかけ方を教えてもらい、なんとか国際電話は出来た。

続いてバスの予約であるが、市外局番が分からないとプリペイドでは掛けられないと言うワナ。止む無く部屋に戻り、市外局番を確かめてようやく電話するも、オペレーターが早口でキビシイ。何時のフライトかと聞かれたので、01:15だと応えると、at noon?(昼のか?)と聞き返されたので、俺もてっきり、午前1時には飛ばないよなぁ?とか思ってしまって、朝の11時にホテル前に来て貰うように予約…

体調もイマイチだったし、部屋に戻って早めに寝る。